April 2011
April 27, 2011
英語教室 パート2
いかがお過ごしでしたか?
私は、疲労困憊に近いです。
今日はオフ日だったので、夕方ぶっ倒れてしまい、昼寝を通り越して熟睡してました。
おかげで予定では読み終わっているべき2冊の本達が、今私のすぐ横で待っております♪
なんて罪な奴なのでしょう、私はw
今日は、またまた英語教室についてです。
最近このブログの趣旨から外れている点には、突っ込まないでくださいw
前回のエントリーで有難いアイディアを頂きました。
ちょっとそれをもとにさっと考えたのが、中人&大人向けの英語教室。
基本的にはお仕事で多少使う機会があるけれど、苦手で困ってしまう人や物事を色々考えたい人を対象にしてみようかと。
といっても、ゴリゴリのビジネス英会話なんてものではなくて、最終的にビジネスレターやお仕事の電話がある程度出来るようにお手伝いできれば、という感じです。
要英語力は英検3級程度かなぁと。3級?すげぇ~!なんて言わないで下さいよw
3級は義務教育内の力です。「ビジネス」と書きましたが、中卒なら誰でもいいです。
基本教養がない限り、「ビジネス」なんてかっこつけたこと言えないですから。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」なんてのはビジネスの「ビ」も入っていませんし。
結局、取引先の人と話すことの多くは世の中の事に対してだったり、趣味も含めた自分のことであったりです。
言い換えれば、自分という人間の中身を吐きだしているのと同じです。
「あ、こいつ馬鹿だな」って思われたら売れるものも売れない。
なので、教養講座の要素を強めに出していこうかなと。
もちろん人が集まればの話です。
持ちかけられた話ですが、集まる保証はないですしね。
といったところでいかがでしょうか?
さてさて、これだけじゃつまらないので本のご紹介☆
今日のは2つご紹介です。
一冊は凄く難しいです。というより、一般の方には「は?」という本です。
ここ2週間くらい研究書や理論書しか読んでないので・・・。
新版 文学とは何か―現代批評理論への招待
え~、これは批評理論の世界では非常に有名な本です。
色々な批評理論の解説書とでも言っておきましょう。数年前に読んだ本ですw
今また、読み返してます。高度なものを習得するには、初めに立ち戻るのが原則ですので。
批評をやらない方には「は?」ってことですw すみません。
ただ、みなさん、タイトルの様に、「文学って何だろう」と考えた事ありませんか?
「文学」って言葉が堅苦しくていやかな?もっと砕けて「小説って何だろう」って考えた事は?
おっと、ただ正確に言うと、小説だけが文学ではありません。
詩も演劇(戯曲)も文学です。
考えたこと無いかなぁ? この本の頁めくって極僅かのところ、最初の最初にこんなことが書かれています。
ロンドンの地下鉄の注意書きについてです。
「犬はエスカレーターでは抱きかかえなければなりません」(Dogs must be carried on the escalator.)
日本語に訳すと上の様なのですが、英語に忠実にもっと分かりやすくすると・・・
「犬はエスカレーターでは抱きかかえられていなければなりません」
となります。
普通にしていたら「あら、そう。じゃあ、抱えましょ」となります。
が、考えようによっては、エスカレーターに乗る時、犬を常に抱えなければいけないのか?猫は抱えなくていいのか?
なんてなりません?へ理屈だ!って言ってしまえば終わりですが、小説を読んでいて、こうじゃダメなのか?これはありなのか?って場面が出てくるはずです。
一文一文取り出したらこう考えられるわけです。
それが、物語の流れの制約を受けて、なかなかそう考えられない状態になっているだけで、良く読めばいろんな解釈が出来るところはたくさんあります。
で、基本的に皆さんが考える事は、どれも正解。
複雑に絡み合った物語(文)を紐解くための理論が批評理論です。
まぁ、読まなくてもいいです、これは。理論に興味がある方は読んでみてください。
次、これは読んでいただきたい。
ホイットマン詩集―対訳 (岩波文庫―アメリカ詩人選)
私にしては珍しく、詩です。
文学作品て本当はその国の言葉で読んだ方が良いのです。
とくに詩はね。何故なら言葉の強弱、文章抑揚は翻訳してしまうと失われてしまうから。
単語のインパクトも変わってしまうし。
で、ホイットマン。
彼の詩は良いですよ~。
アメリカンルネッサンス期の詩人です。
生涯で収集は1冊しか出しておりません。その詩集を版を重ねるごとに新作の詩を盛り込んで篇数を増やしていったのです。
本来、英語の詩は一定の強弱や韻を踏むのがルール。
日本で言う5・7・5や5・7・5・7・7と考えてください。
でも、彼はそんなことしていない。
所謂、自由詩とよばれる詩を書いています。
イイですね~、自由!何ともアメリカ的!(笑)
いや、そうなんです。
アメリカ的感覚の始まりの時代の人なのです。
それまではキリスト(神)が一番で、それに日々捧げるために生きている。
なんて時代。おぉ、無信教の私には上の文学理論の様に「は?」って感じですがw
でも、ホイットマンの時代のアメリカは「自分」ってものを強く打ち出しました。
事件はキリストのところで起きてるんじゃない、自分のところでおきてるんだ!
って、個人の存在を主張するようになるんです。
神は唯一ではなくて、一人一人その中に存在するという思想もありました。「個」が重要。
超絶主義ってやつです。
そんな時代の作品です。
いいですよ~、これでもかってくらいに自由で、オレ!を押し出していますから☆
こちらは読んでみてください♪
では、また。
April 24, 2011
英語教室
なんだか、エントリーの様式が変わったようで、凄く読みにくい字のサイズになりましたね。
これより大きいと、文字と文字が重なってしまい読めません
何を考えて、変更したんでしょうかね?
全くユーザーの事を考えていない、ダメな企業ですね。
と、いつものごとくグッチからは良いてしまいましたw
今日はいつもと違うエントリーです。
実は先日、英語教室をやらないかと頼まれたのですが、どのようにしたらいいのかがわかりませんw
やる気は満々なのですが、私に週一回しか余裕がないので、誰を対象に募集したら良いのかが分からないのです。
ビジネスで使う人はここにはほとんどいないだろうなぁ。
となると、普通の英会話を変形させた総合力を鍛える英語教室かな?
場所が場所だけにキッズは無理だなぁ。
すると、中学生以上か。でも、みんな塾いってるし。
で、そう考えると、やっぱりそれ以上の人かな。
大人で英語をやってみたい人とか。
そんな娯楽でやる人いるのか?ここに。
どうしたらいいのでしょうかね?
情報収集しなければならいのは分かりますが、基本的地元にいないのでなかなか。
ん~もどかしい。
なんかいい案無いですかねぇ?
April 22, 2011
『ハックルベリーの冒険』
こんばんは。
気がつけばもう、1週間以上も間があいてしまっているのですね。
多くは無いですが、私のつたない文章を楽しみにしてくださっている方がいらっしゃるようで申し訳ないです。
新生活は非常に忙しく、なかなかブログに手が回らないのが実情です。
といっても、書く時間がないのではなく、ネタを集める時間がないと言った方がよいでしょうか。
別に拘束時間が長い生活でもないのですが、目を通さなくてはならない作品や論文が多いもので。
ササっと読んで読めない事は無いですが、あまり意味は無いのでメモを取りながらんてしていると、
あっという間に2時間、3時間なんて過ぎてしまって気がつけば、夜。
そんな生活ですので、いろいろ見て回りたいところも行けずじまい。
日曜日あたりにフラフラしてみようかと、計画を立てているのですが、うまく回りそうにありません・・・。
時間は作るものということで、少し頑張ってみます。
生地見たまま何もしていないので、相談もしたいですし。
大賀さんにも顔出してみないと・・・。
ということで、今回はまたまた読書です。
タイトル通り、みなさんご存じの『ハックルベリーフィンの冒険』です。
あれ?知らない?
馴染みのあるのは『トムソーヤの冒険』の方ですかね?
ディズニーランドにはマークトウェイン号なる白い船もありますが。
そう、作者はマークトウェイン。
このトウェイン、ミシシッピ川の水夫が水深測る時に20フィートだったかな?を知らせる掛け声がトウェインだったそうで。
え?本名じゃない?そうです。マークトウェインはペンネーム。本名、サミュエル・ラングホーン・クレメンズといいます。
もちろん水夫でした。結構偉いポジションだったそうですよ。
代表作は下の『ハック』ですが、何気に色々と書いております。
ほら話(トールテール)をもとにした短編とか。
例を挙げるなら、そうですね・・・
ある男がカエルを使ってかけごとをしています。どちらのカエルが高く跳べるかってね。
相手になった男が、隙を見て男のカエルに石だったか鉛だったか詰められて跳べないんですわ。
で、負け~ってな話。
まぁ、大雑把ですが、ホントこんな感じ。
馬鹿馬鹿しいけど何か和みますよね♪
ハックルベリー・フィンの冒険〈上〉 (岩波文庫)
で、本題の『ハック』
あのハードボイルドで有名なヘミングウェイがこの作品について書き記しました。
「アメリカ文学は『ハックルベリーフィンの冒険』から始まった」と。
え、トムじゃないんだ!?って感じですよね。
文学・歴史の背景を考えると、トムとハックでは大きな違いなんです。
まぁ、この作品からが始まりかどうかは別として、そのくらい大きな作品です。
なんてったって黒人逃亡奴隷が白人の子供と友達・仲間とした書かれている。
こんなこと、当時の南部アメリカ人からしたら「ばかやろ~!」って感じですもん。
黒人は奴隷。つまり人間じゃなかったわけです。
差別される対象であり、農園主の所有物でした。
物ですよ、物。
しかもそれが逃亡した奴。
事件です。ねぇさん!ってな感じですよ。
更にはそれが白人ハックと一緒にいてお友達関係?
さっきも言いましたが、「ばかやろ~!」って怒るわけです。
信じられない話かもしれませんが、アメリカの差別意識の根強い場所や超保守的私立の学校においてはこの作品は未だに禁書扱いです。
ですので、そこの図書館には無いなんて事もある。
未だに賛否両論の作品です。
友達関係なのに「ニガー」と蔑称で呼んでいるとか、それは当時の時代背景を繁栄させているだけだ、とか。
禁書にしていなくても、そういう議論も続けられている。
最近じゃ、ゲイ疑惑?なんて論文も出ているようで。
今更なんて思うかもしれませんが、今更じゃないのがこの作品なのです。
でもそんな学問的な事を別にして、是非読んでいただきたい。
勉強が嫌いなハックからしたら遊びに行きたい、こんなとこから脱出したいなんて思うわけですよ。
私も思ってました、勉強大嫌いだったので。
綺麗にしろとか片付けろとか言われるのもハックは嫌いなんですね。
あ、私と同じですw
そして逃げ出して筏でミシシッピ川を行く。
っておなじみのストーリーなのですが、これが楽しい。
ワクワクするんです。
同じ様に社会に反発する姿を描いていても、『ライ麦』とはわけが違う。
個人的にはライ麦なんてそれこそ「ばかやろ~!」って言いたくなる内容ですが、ハックには賛同できる。
子供の主人公だからというわけではない。
ただ単に背伸びをしてあーだこーだ言っているだけで前に進もうとする要素が見られない『ライ麦』と現状を抜け出して何か違う物を求める冒険要素の『ハック』との違いかもしれません。
べたですけど、面白い!
色々考えてみてください。
ほんとにゲイか?とかw
では、また♪
April 13, 2011
桜咲く Part 2
こんばんは。
かなり暖かくなりましたね。
朝走っていても、汗だくになるくらいの気温です。
桜も満開で、綺麗な花をつけています♪
今日は家のすぐ傍の桜の木を撮ってきました。
ブレすぎですね。
というか、画素が荒いのか。
夜桜です。
ライトがあったって生で見るととても綺麗なのですが、写真ではお伝えできていないのが残念。
綿飴みたいですね。
桜って、まとまって房の様に咲くんですねぇ。
こちらは、別の場所の桜です。
一輪を接写してみました。
意外と可愛く撮れている気がします。
なんて、自画自賛してみたりw
そろそろ、心に癒しが必要な時期でしょうか?
こんな写真でも少しは和むお手伝いでもできればいいのですが。
何と上からの物言いでしょう
ということで私は、読書に戻ります。
では、また♪
April 11, 2011
桜咲く
このところ暖かくなってきましたね。
今日のタイトルは「桜」ですが桜に関しては明日にします。
「桜咲く」には文字通りの意味ともう一つ意味がありますよね。
私事ですが、桜咲きました。
ということで、祝いの頂き物をアップします。
それがこれ↓
ブルックスブラザーズのスポーツシャツです。
グリーンのオックス地のポロカラーとインディアンマドラスのポロカラーです。
どちらもこの色味がプレッピーな感じですね
大好物です♪
世の中じゃアメトラが好きって言うと、「Southwickいいよね~」とか「Individualized Shirtsいいよね~」とか、好きじゃなければわからない名前が飛び交います。某セレクトショップのせいなのでしょう。
確かに良いです。どちらもアメリカで伝統あるブランドBrooks Brothersのスーツやシャツを請け負ったメーカーですから。
でも、そこを推す必要がある?と私は思います。
やはり日本人はブランドに弱いんでしょうね。
私はアメリカントラッドの型、色使いが好きなのですが、ブランドやメーカーのウンチクまではそれ程興味なしです。
ブランド、メーカーにこだわってもきちんと身体が収まっていなくては全くかっこ良くないですしね。
もちろん好みではないブランドはありますが、ここじゃなきゃ!というのはありません。
強いて言うなら、いろいろ試した結果、「ポロカラーはやはりブルックスが良いなぁ」程度です。
私がオーダーしてしまうのは。
身体的理由が一番ですね
肩幅・胸囲に合わせると、太ってる人用サイズなんですよ 残念!
既製で合うものはそれこそブルックスくらいです。
でも、全てが着られて、全てを気に入るわけじゃない。
すると、自分に合ったサイズで作れるし、生地も選べるオーダーがいいですね。
今はフラノもツイードも薄めだし、麻やコットンも目付を選びたいし。
ブランドよりもそういう所に拘りがあるのかもしれません。
装いとしてきちんと成り立たせるための拘りとでも言っておきましょう。
そういえば、頂いたシャツがブルックスということで、ここでアメリカのブランドに関してちょっと。
といっても、蘊蓄じゃありません。
アメリカ住んでいた時のことです。
NY・マンハッタンのブルックスに入ったことがあるのですが、正直私には場違いな雰囲気でしたw
やはりブルックスの本国での格付けはハイクラス。
品格溢れていました。
逆にラルフは庶民派。普通のデパートに売ってます。
学生もラルフのポロシャツをガンガン着てるくらいです。
それに比べブルックスは格が違い過ぎです。
日本は逆ですね。
日本はブルックスがお父さん用庶民的イメージで、ラルフが上に思われていますね。
デザイナーの存在かつその為による高額な価格設定が原因なのでしょう、きっと。
でも、正直言ってブルックスの方が生地の質も品格もはるかに上ですよね。
ラルフの色使いは素晴らしいですけれど、最終的には着る人のセンスですもん。
さてさて、このシャツ達をどう着るかですが、私はこんな感じです↓
紺ブレにニットタイもしくはボウタイ。
下は白チノとコブラヴァンプかペニーローファーの予定です。
もちろんカーキのチノでも良いのでしょうが、それに紺ブレという組み合わせが私にはあまりに合わない。
何なのでしょうね?
一つ一つはおさまるのに、組み合わせると「ん?」といった感じです。
ま、せっかくのスポーツシャツなので、思いっきりカジュアルが気分です☆
ということで、久々にお洋服のお話でした